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ROLLICKSOME SCHEMEの解散に寄せて

アディです。 私、ROLLICKSOME SCHEMEというバンドで一部楽曲の作曲とギターを担当しながら約6年間(休止前5年 + 活動再開後1年間)活動していました。

この記事はある一面からはダサいということを厭わずに書いています。 存分に揚げ足でもとってくれ、でも言わせてください。って感じで。 過去最高の自分語り。

まずは感謝を

ROLLICKSOME SCHEMEというバンドはインディーズながらも、本当にいろいろ経験できたバンドでした。と僕は思っています。 PVとったりとってもらったり、自主レーベルでの流通も経験したし、 いろんなイベンターさんに声かけてもらっていろんな地方にもいったし、 コンテストで入賞したり、メンバーが入ったり抜けたりしたり、それをサポートしてもらったり、 そういったことが当たり前だと勘違いしてしまうほどいろんなことを当たり前に活動できた。

そのため、まずはとても良い6年間を過ごせたことに感謝をという気持ちです。 ライブを見てくれたみなさん、 支えてくれたみなさんもだし、 やっぱり一緒に活動してくれたメンバーやサポートのメンバーも。 ...(MECEにわけられないので省略) とにかく、全てのみなさんありがとうございました。

ローリックは最後に解散のワンマンライブをします。 秋くらいです。やること以外は決まってないので、お知らせはもうちょっとだけまっていてください。

バンドの中の一員としての話

なぜ解散するのかというと、やはりバンドは生き物なので「寿命が来たから」以外に表現できないです。 明らかに寿命です。若い頃は筋肉痛も怪我もすぐ治るけど、年をとると怪我するとなかなか治らない。同じペースで怪我をすると傷がどんどん深くなる。 ただそれだけのことで、あまり深い意味はないです。不仲になったわけではないです。寿命。

メンバーそれぞれから言葉を書き連ねるといろいろな視点があると思います。人間だし。 曲がった意見も人間なので当然言うし、例えば僕がめちゃくちゃ悪い人間だとか、価値のない人間だとかいう言葉が発せれているかも知れないですね。 まあでも誰もが神様ではないのでそんなもんだし、それも含めて寿命です。ちなみに、僕の夢は全知全能です。

よく「音楽性の違いで」というワードを理由に上げるバンドは多々いますが、そもそもROLLICKSOME SCHEMEというバンドはただの一度も音楽性が完全一致したことはありませんでした。 それが故に、良く言って化学反応のような音楽ができていたんだと思います。おもしろい曲は多いですよね。我ながら。

ちょっと言いたいですけどね。「音楽性の違いで..」って。なんかかっこいいし。

個人の話

休止前からずっと思っていたことではあるのですが、バンド活動向いてないなぁなんて考えていました。 僕は人と仲良くなるのが苦手だし、人の顔も名前もなかなか覚えられない。 お酒は好きだけど騒ぐのはあまり得意ではなくて。 そしてそれを吹っ切るほどのスペシャリティ/アイデンティティがあるわけでもない。 そして休止中、再開後とそういった気持ちはどんどん膨らんでいっていました。

解散を切り出された時、なんかいい機会だな、なんてよぎってしまったし、覆して止めるほどのパワーもないな、なんて思ってしまった。

それがひとまず今のすべてです。

これからの話

前述の通り、これはきっと僕にとってはとても良い機会でした。 なので、ローリックの最後のライブはなんとしてでも良い形にしたいと考えているのが今です。

僕はいわゆる「ライブハウスでライブたくさんするバンド活動」はちょっと疲れてしまったので、今はやめようと思っています。 ちょっとだけ真面目にお仕事したりしながら別の形で音楽をしたいと思っています。 すぐ気が変わるかもしれないけど。

今までよりも明らかに規模は小さくなるけど、好きなことして生きていくって感じです。 社会人3年目。仕事もそれなりに評価されながらとても楽しんでやれています。

当然ですけど今までよりはライブハウスに出没する回数も激減するだろうし、そこで会えていた人たちと会うことも減るんだろうなあ。寂しくもあるけど、何卒今後ともよろしくおねがいします。

僕はTwitterで元気に生きてます^^