アクリルミラーのカットをしてみました。アリエクで買った、厚さ1.6mmのアクリルミラーを使っています。
アクリルミラーって、いいですよね。かわいいし。ハンドメイド系のサイトを見ていると、これを使った名札とかをよく見かけます。
このアクリルミラーに文字や模様を入れる手段としては、大きく分けて
- 「レーザーカット(および色入れ)」
- 「ラベルをカットして貼る」
の2パターンがあるようです。
今回は、前者の「レーザーカット」をやるための下準備として、カット時のパワー比較をしてみました。
で、アクリルミラーってどうやってカットするのがいいのか、という話なんですが、結論から言うと「表からカットするか、裏からカットするか」で印象が変わりました 👌
両方試してみた結果がこちら。
↑裏からカットした場合
↑表からカットした場合(マスキングテープあり)
ミラーなので、めちゃくちゃ映り込みますね 🤣
2枚目(表からカット)のほうがちょっと汚いのは、マステのノリ残りが主な原因です。今後アクリルの加工が増えるなら、粘着力の弱いマスキングテープを使ったほうがよさそう。
透明アクリルは表からカットしても見栄えよかったんですが、ミラーの場合は裏からカットしたほうが好きかも。もちろん表からでもいいんだけど、せっかくミラーなのでツルツルなままのほうがかわいいかなと。
厚さ1.6mmと薄めだったこともあり、どのパラメータでもしっかりカットできました。時短を考えるなら、35%・10mm/sくらいでもOKそうです。彫刻は35%・125mm/sくらいが、精度と時間のバランスが良さげ。
ただし、どちらのカットでも反射光による細かいキズがついてしまっています。これ、↓こういう「ハニカムボードに差し込む足みたいなやつ」で軽減できるかも?
今度実験してみます。
あと、裏からカットするとミラー層を削ることになるので、裏面が透けます。
これは、透明アクリルに彫刻したときと似た感じ。
この状態でそのまま使うのもアリだけど、色入れをしたほうが可愛いかも。
ただその場合、裏から塗料が透けるのがちょっと気になるので、
- 裏に何かを貼る
- カラーアクリルと二層構造にする
などで仕上げても良さそうです。このへんは今後の研究課題ですね。
ということで、アクリルミラーを加工してみました。好きな形にカットして、ミラーとしても使えるのが最高におしゃれ。
次は、カット時のキズを軽減する方法を試してみたいと思います。