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LGのウルトラワイドモニター 34UM59-Pのプチレビュー

前々から欲しかったウルトラワイドモニター、ついにデビューしました。

買ったもの

買ったのはLGの34インチ/21:9ウルトラワイドモニターです。

スペックなど

解像度 : 2560×1080
インプット端子 : HDMI×2

横幅が約82cm、縦幅が約37cm、対角の長さが約89cm程です。ディスプレイ部の縦は35cmほどで、ここ換算では28インチくらいのディスプレイを横にグイーっと引き伸ばしたみたいな画面サイズになります。

このモニターにはスピーカーがついていません。機器側ではなくモニターから音が欲しい場合は、別途PCスピーカーを用意したり、背面のイヤホン端子を利用する必要があります。

湾曲ディスプレイタイプもありますが、僕のものはフラットな方です。また、同シリーズに25インチ/29インチのラインナップもあります。34インチのこいつは結構設置スペースが必要とされるので、スペースが確保できない場合は小さいサイズのものがおすすめです。

感想

動画の編集やDAWがめちゃ使いやすい

純粋に横のラインが伸びるので、タイムラインを持つアプリケーションが非常に使いやすくなります。特に動画編集やDAWのピアノロールなど、横のラインが見やすいだけで効率が大幅に変わる作業にとっては嬉しい限りです。ミキサーもいっぱい表示できます。打ち込み速度が上がりますね。

モニターアームとの相性がある

僕はモニターアームを用いて壁にモニターを付けているのですが、電源端子と裏面パネルの位置があまりよくないのか、大型テレビまでの対応をうたっているようなモニターアームだと電源端子を隠してしまうことがありそうです。僕が以前使っていたものも端子が隠れてしまったため、別のものに変更しました。お気をつけください。

↓電源端子を隠してしまってダメだったやつ

左右分割にちょうどよい

16:9程度のディスプレイだと、同じ画面内に2つの作業スペースを確保するのはアプリケーションによっては難しいことが多いと思うのですが、二分割は大抵使えます。

そうするとデュアルディスプレイである必要がなくなり、同じような作業ができるのに省スペースになります。

大型モニターと比べて、視線の上下動が減る

このモニターの横幅を持つモニターと比べると、単に横に長いだけなので視線の上下動が減ります。個人的には首への負担が下がるので嬉しいです。

楽しい

結局大事なのはこれです。

僕はPCではゲームはやらないのでゲーミングモニターとしての実力はわかりませんが、現状Cubaseを扱うときに非常に快適に使えています。

下が15inch Macbook Proです。かなり横にでかいのがわかると思います。

値段的には34インチモデルで3万円ほど、モニターを二枚買うことを考えたら妥当な価格かなと思っています。ただ、ウルトラワイドモデルのなかではエントリーモデルであり、この価格帯の通常のディスプレイと比べると少し劣るものがありますね。HDRに対応していなかったり。

21:9に対応したコンテンツを利用したわけではないので、早くなにか利用してみたいな、と思いました。