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X-bowsのエルゴノミックキーボードを使ってみた

ひょんなことからX-bowsのエルゴノミックキーボードを使う機会をいただいたので、簡単に感想をまとめておこうと思います。

X-Bows エルゴノミックキーボード

今回試したのは赤軸です。 公式HPのスペックは以下

💡
Operating force(押下圧):45±15gf
End force:<110gf
ストローク距離:4.0+0/-0.4mm
接点距離:2.0±0.6mm
スイッチ感:小

ざっくり言葉でまとめると、格子状キーボードを人間の手に作りに合わせて内側に婉曲させ、空いたスペースによく使う便利なキーを置いた。みたいなキーボードです。

外観

全体外観はこんな感じ。

軸は赤軸

軸はGateron製のものみたいです。初めて触ったんですが、結構いい感じです。Cherry互換のものの中では割と評判もいいようですね。返りもなめらかです。

最も特徴的な部分がこのセンターの扇状地みたいな部分。

ここには Backspace Enter Ctrl Shift の4つのキーが並びます。キーボードに手を置くとこんな感じになるんですが、

そのまま親指で Shift を押したりできます。

感想

結論から言うと、僕が使いこなすにはまだまだ鍛錬が必要だなと感じました。以下詳細です。

👍 良かったところ

親指Shift,親指CtrlはMacだと結構便利

僕のショートカットの問題も多いのですが、例えばAlfredは Ctrl + Space 、iTermは Ctrl + iなど、Ctrl へ何かのショートカットを当てている事が多いです。そのため、個人的には左親指となにかっていうショートカットの打ち方は気持ちよかったです。たぶん皆さんが想像しているよりも便利です。とはいえ、無くて困るものでもないですが。

👎 扱いづらかったところ

QAZの列とWSXの列の半段ずれのタイプミスがめちゃ多い

このズレによってQAZのタイプミスが非常に多かったです。Aを押したいときにQとAの間くらいをタイプしてしまうことが多かったです。Aは普通に文字打っても頻出するのでつらかったです。これはきっと僕がそもそも格子状のキーボードを使ったことがないことにも起因している気がします。

_ が遠い

_(アンダーバー) がホームのポジションから遠く感じました。これはコードを書いているときには僕はよく使うので、ちょっと不便でした。たまに探した。

他にも、そもそも僕の打鍵グセによって左右分割できない(意図せずBを右手、Yを左手みたいな使い方をするときがある)とか、格子状が初めてなのでそもそも違和感が半端ないとかいろいろあります。加味すると、良いとこもあるんですが扱いにくい部分が僕にとっては非常に多かったです。

まとめ

というわけで、X-bowsのエルゴノミックキーボードを使いました。自分で購入することはないかな。。。これに気づくきっかけがあったことに感謝です。最近はHavitのキーボードがお気に入りです。ストロークが短いやつが好きなのかもしれない。